【アトレティコ・マドリー対ユヴェントス】CLグループステージ第1節《試合結果, フォーメーション, スタッツ》

WGクアドラード

怪我が心配されていたダニーロが右SBで先発し、クアドラードが右のウイングで出場した。その起用が見事に当たり、後半早々にカウンターからクアドラードの珍しい左足のシュートで先制する。このゴールはCLの週間ベストゴールにも選ばれた。

今シーズンは新監督に、本格的に右サイドバックにコンバートされていたクアドラードだったが、そのサッリ自身が試合後に“RSBで試していたのは間違いだったかも知れない”と言わせるほど、攻守に効果的だった。

サイドで数的有利を創り出す

まさに2点目のゴールシーンが物語ったが、相手のシステムが4-4-2である時にはサイドバック+ウインガーにCMFが絡む事で、サイドで数的有利の状態が生まれる。CR7が低い位置でボールを受けると、A.サンドロが外からオーバーラップ、その間にマテュイディがフリーのままペナルティボックスへ。相手の守備陣が誰も捕まえ切れないまま、精度の高いA.サンドロのクロスにマテュイディがヘッドで合わせ、ホームのアトレティコを突き放した。

トライアングルを創り出して、細かいパスを繋ぎながら相手を崩す、サッリのチームらしい美しい連携。そんなゴールをこれからもたくさん魅せてもらいたい。

2点のリードを活かせず

セリエA第2節のナポリ戦で、3点のリードを追いつかれたのは記憶に新しいが、またしても同じような“ユーヴェらしくない”展開を繰り返してしまった。2失点ともセットプレーからで、こちらも全く修正されておらず。

1失点目はユーヴェのマテュイディのゴールから、5分後のことだった。ケディラに代わって投入されたベンタンクールが、最初のプレイでファウル。時間は十分にあったもののディフェンスの準備が全く出来ておらず、アトレティコの選手が何人もフリーの状態で失点した。

完全なゾーンでの守備

プレシーズンから、相手コーナーキックではゾーンディフェンスで対応している。ゾーンと言っても、特定の選手にだけマークをつけることもあるが、この試合のユーヴェは100%ゾーンで守っていた。

アトレティコが空中戦に強いことは分かっていたことで、それでも対応しきれなかった。前半からJ.M.ヒメネスなどにフリーで合わせられるコーナーのシーンが目立っていたのだが、修正しなかったのか、修正できなかったのかは不明。

総括

良い面も悪い面も出た試合。しかし相手はアトレティコ、しかもワンダ・メトロポリターノでの、アウェイの試合で勝ち点1をゲットしたのは大きい。

83分にペナルティエリア内で、デ リフトのクリアがボヌッチの手に当たったのにも関わらず、PKにならずにVARすら適用されないシーンもあった。全体的にユーヴェに有利なジャッジが多かったこの試合の笛を吹いたのは、オランダのD.マッケリー。ケディラの蹴ったボールが頭に直撃し、一時的に試合を止める不運な場面も。

1点差に迫られた状況で、ディバラとラムジーを投入したことは、結果を見れば当然不可解な選手交代だが、よりボールを保持して逃げ切りを図ろう、というサッリのメッセージは明確だった。

試合終了間際にはCR7の、伝説に残りそうなゴール“未遂”もあるなど、最後まで見所の絶えない展開が続いた。この先の試合に繋がるたくさんのポジティブな形が見られたし、課題もよりハッキリとしたため、試合内容や結果以上に得るものが大きかった試合だ。

 
 
 
 
 
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