【まとめ】ローン移籍中の若手選手たちの前半戦

2019年夏のカルチョメルカートで獲得し、今シーズンは多くの出場機会を得るためにプロビンチャのクラブに貸し出されたロメロやペッレグリーニをはじめ、プリマヴェーラ育ちの期待の新鋭ニコルッシ=カヴィーリアなど、全6選手の前半戦を振り返る。

クリスティアン・ロメロ

充実度:

選手基本情報
【Cristian Gabriel Romero】
アルゼンチン国籍 / 1998年4月27日生まれ (21歳)
185cm / 右利き / CB
・2019年7月11日に移籍金2,600万ユーロ+ボーナス (最大530万ユーロ) でジェノアから獲得
・足元の技術レベルの高さとパスセンスの評価が高い
・今シーズン終了までは引き続きジェノアでプレー《背番号は17》

 
 
 
 
 
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ここまでの個人スタッツ

     
  Serie A Coppa Italia
出場試合 15 2
出場時間 1330分 180分
先発 15 2
IN 0 0
OUT 1 0
ベンチスタート 1 0
得点 0 0
イエローカード 8枚 0
   
1試合平均 Serie A
タックル 2.1
インターセプト 2.3
クリア 1.5
シュートブロック 1.1
ファウル 3.3
パス 55.3
ロングパス 2.9
パス成功率 89.8%

前半戦の戦い
17節を終えてセリエA最下位と苦しむジェノアで、監督の変更後もチームの中心としてプレーし、リーグ戦15試合に出場。コッパ・イタリアの2試合にもフル出場した。

アウレリオ・アンドレアッツォーリ監督の下では、主に3バックの右CBでプレー。ロメロなど3バックの両端の選手が、後方からのビルドアップに加えて中盤のプレイヤーと共に攻撃を組み立てる役割も与えられた。特殊な戦術を用いていたためチームは混乱してしまったが、ロメロにとっては良い経験になったはずだ。

ティアゴ・モッタが監督に就任してからは、主に4バックの右CBとして戦った。

後半戦のミッション & 今後の課題
ディフェンスリーダーとして後方からチームを支えリーグワーストタイのチームの失点を減らし、残留を勝ち取る。

2019年ラストゲームの第17節インテル戦をもってT.モッタ監督が解任され、新年からはダヴィデ・ニコラが指揮をとるジェノア。イエローカードがここまで8枚とやや多いところと、90分間持続しない集中力は改善点だ。

ルカ・ペッレグリーニ

充実度:

選手基本情報
【Luca Pellegrini】
U21イタリア代表 / 1999年3月7日生まれ (20歳)
178cm / 左利き / 左SB
・2019年7月1日に移籍金2,200万ユーロでローマから獲得
・昨季の後半戦はカリアリでプレーした
・サラサラな髪に美しい顔立ちで既にルックスはワールドクラス
・今シーズンは再度カリアリにローン移籍中《背番号は33》

 
 
 
 
 
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ここまでの個人スタッツ

     
  Serie A Coppa Italia
出場試合 12
出場時間 955分
先発 11
IN 1
OUT 3
ベンチスタート 4
得点 0
イエローカード 6枚
   
1試合平均 Serie A
タックル 1.1
インターセプト 0.8
ファウル 1.2
パス 33.1
ロングパス 1.5
クロス 0.9
パス成功率 73.3%
ドリブル 1

前半戦の戦い
ヨーロッパのカップ戦出場圏内の6位で前半戦を終えたカリアリ。

左SBのポジションをギリシャ国籍のC.リコジャニス (26) と激しく争っているが、好調なチームの中でリーグ戦12試合に出場し、9月にはアッズーリに初招集された。

経験豊富なロランド・マラン監督の下、充実したシーズンを送っている。

後半戦のミッション & 今後の課題
攻守にアグレッシブなプレーを継続的に披露してポジションを確実に確保し、ひとつでも高い順位でシーズンを終える。

夏に積極的な補強をしたチームがヨーロッパリーグ、ないしはチャンピオンズリーグの出場権を獲得できる可能性は十分にある。主力としてその偉業を成し遂げることになれば、来夏アッズーリのメンバーとしてEUROを戦うことになるかもしれない。

フィジカル的に恵まれているとは言い難いため、戦術的な柔軟さと左足の精度を更に磨いていく必要がある。

グリゴリス・カスタノス

充実度:

選手基本情報
【Grigoris Kastanos】
キプロス代表 / 1998年1月30日生まれ (21歳)
176cm / 左利き / OMF
・2014年夏にキプロスのクラブからユヴェントス・プリマヴェーラに加入
・2019年4月13日SPAL戦でトップチームデビュー
・既にキプロスのA代表で22試合に出場
・ベテラン選手のような風貌
・2019年夏のプレシーズンマッチではピアニッチのポジション (アンカー) でのプレーも
・今シーズン終了までセリエBぺスカーラにローン移籍中《背番号は37》

 
 
 
 
 
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ここまでの個人スタッツ

     
  Serie B Coppa Italia
出場試合 13
出場時間 827分
先発 8
IN 5
OUT 0
ベンチスタート 6
得点 0
イエローカード 3枚

前半戦の戦い
セリエBで9位につけるチームで、先発8試合+5試合の途中出場とまずまず。

本職は攻撃的ミッドフィルダーだが、3-4-2-1のダブルボランチの一角、4-3-3もしくは4-3-1-2のCMFやアンカーポジションで主にプレー。

後半戦のミッション & 今後の課題
長短のパスを織り交ぜながら中盤からゲームをコントロールすることには優れているが、イージーなミスを連発して自身のリズムを崩しがち。

プレーに安定感を持たせて指揮官ルチアーノ・ザウーリの信頼を勝ち取り、定位置を確保してチームの一桁順位フィニッシュに貢献する。

マテウス・ペレイラ

※追記1: 2020年1月24日にディジョンとのローン契約を解除し、ユヴェントスU23に復帰
※追記2: 翌日25日にバルセロナへの移籍が決定

充実度:

選手基本情報
【Matheus Pereira da Silva
ブラジル国籍 / 1998年2月25日生まれ (21歳)
181cm / 左利き / LMF or OMF
・2016年夏にコリンチャンスから獲得し、2017年からユヴェントス・プリマヴェーラに在籍
・2019年4月27日インテル戦でトップチームデビュー
・昨シーズンはユヴェントスU23で背番号10を託された (22試合5得点)
・2019年夏のプレシーズンマッチでは素晴らしいゴールも決めた。
・卓越したテクニックでサイドでも中央でもプレー可能
・今シーズン終了までフランス1部ディジョンにローン移籍中《背番号は10》

 
 
 
 
 
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ここまでの個人スタッツ

     
  Ligue 1 国内カップ戦
出場試合 10
出場時間 465分
先発 6
IN 4
OUT 5
ベンチスタート 9
得点 0
イエローカード 4枚
   
1試合平均 Ligue 1
シュート 1.2
キーパス 1.1
パス 22.1
スルーパス 0.1
ロングパス 0.7
クロス 0.3
パス成功率 74.7%
ドリブル 0.3

前半戦の戦い
10試合に出場するも465分の出場時間にとどまり、先発した6試合のうち5試合は途中交代している。ホームで逆転勝利を飾った第12節PSG戦でも出場機会はなかった。

主に4-2-3-1のトップ下や左MFでプレーしたが得点はゼロ。自身二度目のリーグ・アンでのシーズンだったが、ここまでは背番号10を与えられた期待を裏切る結果に。

後半戦のミッション & 今後の課題
メンタル面に磨きがかかれば淡白なプレーが減り、持ち前のテクニックを存分に活かせるようになるはず。

得点に繋がるようなシーンを多く演出して、チームの1部残留のノルマを達成する。

ステフィ・マヴィディディ

充実度:

選手基本情報
【Stephy Alvaro Mavididi】
イングランド国籍 / 1998年5月31日生まれ (21歳)
182cm / 右利き / CF or LWG
・アーセナルのアカデミーで育成された逸材を2018年夏に引き抜いた
・2019年4月13日SPAL戦でトップチームデビュー
・昨シーズンはユヴェントスU23で主力として活躍 (32試合6得点)
・抜群のスピードを誇るドリブラー
・今シーズン終了までフランス1部ディジョンにローン移籍中《背番号は9》

 
 
 
 
 
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ここまでの個人スタッツ

     
  Ligue 1 国内カップ戦
出場試合 15
出場時間 849分
先発 8
IN 7
OUT 4
ベンチスタート 7
得点 2ゴール
イエローカード 0
   
1試合平均 Ligue 1
シュート 1.1
キーパス 0.3
パス 12.7
クロス 0.1
パス成功率 81.6%
ドリブル 1.2

前半戦の戦い
出場した15試合のうち途中出場が7試合。出場時間は多いとは言えないが、チーム2位タイの2得点。4-2-3-1の左MFでの起用がメインだが、2トップの一角やワントップでもプレー。

今シーズン昇格したチームで背番号9を背負ったが、FW陣の軸にはなりきれていない。

後半戦のミッション & 今後の課題
スピードに乗ったドリブルは大きな武器だが球離れが悪く、プレーの選択肢が徐々になくなっていってしまうケースが多い。

自身の高いスキルを、ゴールという結果に結びつけてチームの勝利に還元し、余裕を持ってクラブを残留に導く。

ハンス・ニコルッシ カヴィーリア

充実度:

選手基本情報
【Hans Nicolussi Caviglia】
U19イタリア代表 / 2000年6月18日生まれ (19歳)
180cm / 右利き / CMF
・ユヴェントス・プリマヴェーラ出身
・昨シーズンはプリマヴェーラU19カテゴリーの登録ながら、飛び級でユヴェントスU23の試合にも8試合出場
・2019年5月8日ウディネーゼ戦でトップチームデビュー
・爽やかなルックスやプレースタイルから、C.マルキージオのデビュー当時と比較する声も多い
・今シーズン終了までセリエBペルージャにローン移籍中《背番号は14》

 
 
 
 
 
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Primo goal✨ e passaggio agli ottavi⚪️🔴👏🏻 #SassuoloPerugia

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ここまでの個人スタッツ

     
  Serie B Coppa Italia
出場試合 12 1
出場時間 766分 90分
先発 8 1
IN 4 0
OUT 4 0
ベンチスタート 8 0
得点 0 1
イエローカード 0 0

前半戦の戦い
リーグ戦12試合に出場し、先発も8試合。12月4日に行われたコッパ・イタリアの試合ではセリエAのサッスオーロ相手に、自身の直接FKでのゴールで1部のチームを敗退へ追いやった。

チームの中盤には将来有望な若手選手が多数所属しているが、マッシモ・オッド監督の信頼を得て、中心選手としての地位を築きつつある。

主に4-3-3の中盤左CMFでプレー、プレーオフ圏内ギリギリの8位という順位で前半戦を終えた。

後半戦のミッション & 今後の課題
継続して落ち着いたプレーでチームを牽引し、非凡なパスセンスでゲームをコントロールしながら勝利をたぐり寄せ、シーズン終盤までセリエA昇格の可能性を維持する。

攻守の切り替えの緩さを露呈してしまうシーンを減らしてディフェンス面でもチームに貢献できるようになれば、更にプレー時間が増えるはず。