リヨンの現在のチームコンディション

UEFAチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦、リヨンvsユヴェントスの1stレグが、現地時間27日の21:00からフランスのグルパマ・スタジアムで開催される。

 
 
 
 
 
この投稿をInstagramで見る
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

Juventus Club 1897(@juventus_club_1897)がシェアした投稿

CLグループステージではライプツィヒ, ベンフィカ, ゼニトを相手に、勝利したのは僅か2試合ながら、混戦のグループを2位通過したリヨン。国内リーグでもここまで10勝7分9敗の7位と苦しんでいる。今季の開幕前にはタンギ・エンドンベレやフェルラン・メンディ、ナビル・フェキルなど、多くの主力を放出したフランスの名門チームの現状をまとめた。

監督はルディ・ガルシア

国内リーグ9試合を消化した時点で、まさかの14位とスタートで躓いたリヨンは、シーズン開幕2ヶ月でシウヴィーニョを解任。昨シーズンまでマルセイユを指揮していたR.ガルシアを新監督に迎えた。

 
 
 
 
 
この投稿をInstagramで見る
 
 
 
 
 
 
 
 
 

La nouvelle aventure avec l’ @ol a commencé ! On se retrouve demain en conférence de presse. #OL #teamOL

Rudi Garcia(@rudigarciaoff)がシェアした投稿 –

2013-14シーズンから約2年半ASローマの監督を務めていたため、カルチョファンにはお馴染みの人物だ。ユーヴェのこともM.ピアニッチのことも熟知しているだろう。

エースのデパイは離脱中

12月15日のリーグアン第18節レンヌ戦で、左膝の前十字靭帯断裂の大怪我を負い今季絶望となったオランダ代表FWメンフィス・デパイ。今シーズン終了後に控えたEURO2020にも間に合わない可能性が高い。

CLグループリーグでは5試合に出場し5ゴール。チームの攻撃の核であることはこの数字が証明している。今月26歳になったばかりの絶対的エースの欠場は、ユーヴェにとってこれ以上ないアドバンテージだ。

その他にも、今シーズン移籍金2,500万ユーロで獲得したCMFジェフ・レーヌ=アデレードの欠場も確実で、右SBラファエウや左SBユスフ・コネなども欠場濃厚だ。

冬にカメルーン代表FWを獲得

冬のカルチョマーケットでリヨンは、スペイン1部のビジャレアルからカメルーン代表FWカール・トコ エカンビ (27) を買取OP付きのローンで獲得。加入後は主にウインガーとしてプレーしており、強さとしなやかさを持ち合わせたフィジカルを武器に、6試合で2ゴールを上げている。

 
 
 
 
 
この投稿をInstagramで見る
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

Olympique Lyonnais(@ol)がシェアした投稿

同じく冬にブラジル1部アトレチコ・パラナエンセから、移籍金2,000万ユーロで獲得したブラジル人CMFブルーノ・ギマラエス (22) も出場する可能性が高い。

最近の成績からCLの戦い方を推測

先週金曜日に行われた直近のリーグ戦は、16位のメス相手にアウェイで0-2と勝利を飾っている。しかし2月に入ってからリーグアンで勝ち点3を手に入れたのはこの試合のみで、1勝2分2敗と厳しい戦いが続いている。

CLの対ユーヴェの試合ではどのようなシステムで戦うのか。参考になりそうなのが、9日に行われたリーグアン第24節PSG戦、その3日後に開催されたクプ・ドゥ・フランスのマルセイユ戦だ。

まずは対PSGのリヨン、フォーメーションは4-2-3-1。
GK: A.ロペス
DF: ラファエウ、マルセロ、デナイヤー、F.マルサウ
DMF: T.メンデス、トゥザール
OMF: シェルキ、アウワール、テリエ
FW: デンベレ

続いて対マルセイユのリヨン、フォーメーションは4-3-3。
GK: A.ロペス
DF: テテ、アンダーセン、デナイヤー、コルネ
MF: キャクレ、トゥザール、アウワール
FW: トコ エカンビ、デンベレ、テリエ

アウェイのPSG戦では4-2で敗れているが、ホームで戦ったマルセイユとの試合では1-0で勝利し、クプ・ドゥ・フランス準決勝に進出している。直近のメス戦では3-4-1-2のフォーメーションで結果がでているため、3バックの可能性も除外できない。

今季ここまでリヨンは、PSGとモナコに次いでリーグ3位の得点数。CLでは守備的に戦うことが予想できるが、それでもオフェンスの質は高い。J.デナイヤーの巧みなビルドアップ、H.アウワールの閃き、M.テリエの献身性、M.デンベレの得点力。R.ガルシア監督のチームは、常に多くの攻撃パターンを持っている。

注目の若手選手たち

【ウスム・アウワール】Houssem Aouar (21)
市場価値は5,000万ユーロ以上と言われており、多くのビッグクラブが注目を寄せるプレーメーカー。足元の技術レベルが高いCMFで10代の頃からリヨンの主力選手として活躍。ユーヴェからの興味も度々報じられている。背番号は8。

【ムサ・デンベレ】Moussa Dembélé (23)
リヨンの攻撃をデパイと共に牽引する、総合力に富んだセンターフォワード。2015-16シーズンにフルアム (当時イングランド2部) で15得点を上げ、翌シーズンにはフリーでセルティックへ。2018年夏に移籍金2,200万ユーロでリヨンに加入した。ユヴェントスはM.デンベレがフルアムでブレイクした頃から動向をチェックしており、移籍市場が開くたびにユーヴェ加入が報じられる。現在の市場価値は4,000万ユーロを超える。背番号は9。

【マティス・ライアン・シェルキ】Mathis Ryan Cherki (16)
1月18日の国内カップ戦で2ゴール2アシストを記録した、今ホットな驚異の16歳。主に右WGでプレーする左利きのドリブラーで、強烈な左足のシュートも持ち合わせている。背番号は18。

【リュキャ・トゥザール】Lucas Tousart (23)
冬の移籍市場でリヨンから2,500万ユーロでドイツ1部ヘルタ・ベルリンへの移籍が決定。このDMFは今シーズン終了時までローン契約で引き続きリヨンでプレーする。背番号は29。

【ジョアキム・アンダーセン】Joachim Andersen (23)
2019年夏にサンプドリアから移籍金2,400万ユーロで加入したデンマーク代表センターバック。サンプドリアで活躍した2018-19シーズンには、ユーヴェが獲得に乗り出していると報じられたことも。背番号は3。

 

他にも、FWアミヌ・グイリ (20) にユーヴェが関心を寄せていると報じられたことがある。

勝利への貪欲さがポイントか

“大人な戦い方”が得意なユヴェントス。昨シーズンのアヤックス戦を教訓に、経験が足枷にならないよう、どれだけアグレッシブに試合を進めていけるか、勝利への熱量が問われるラウンドとなりそうだ。