チーム内の雰囲気が良くない、かも知れない

現地時間26日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ、リヨンとのアウェイ戦。アリアンツ・スタジアムでの2ndレグを残してはいるが、このラウンドの突破を不安に思うファンも少なくないはず。第1戦を0-1というスコアで終えたこと以上に、全く洗練されていなかった試合内容が、悲観的にならざるを得ない要因だろう。

連携面で多くの問題を抱える現在のユーヴェ。そんなチーム状況を物語るような光景が、現地のカメラには捉えられていた。

ボヌッチ vs マテュイディの口論

試合前のウォーミングアップ中に、何やら言い争いをしている様子のボヌッチとマテュイディ。伊メディア『スカイ・スポルト』によると、この日スタメンを外されたマテュイディの練習態度がボヌッチには気に入らなかったようだ。

カピターノのキエッリーニはリヨン戦の遠征には帯同しておらず、第2キャプテンのボヌッチがこの日もピッチ内外でチームをまとめる役割を担っていた。

味方への不満で同調するCR7とディバラ

ドレッシングルームからピッチに向かう通路内で後半開始を待つ選手たちを、仏メディア『RMCスポーツ』のカメラが至近距離で撮影していた。欧州のサッカー中継ではよく見るシーンだが、そこにC.ロナウドとディバラの会話内容が収められてしまっていた。

C.ロナウド「中盤の奴らのサポートがなさすぎて、俺たち前線でぼっち化してんだけど」
ディバラ「それな、誰もボール受けに来ないし、誰もボール拾わんし」
C.ロナウド「ホントそれ、セカンドボールも追わないもんな、何もやってくれないしマジで」

実に的を射た指摘。だがこの会話の後には、クアドラードを含めた中盤の3人 (ピアニッチ、ベンタンクール、ラビオ) とも意見交換をし、互いに納得した様子で後半を迎えていた。

この一連の流れを切り取り、CR7とディバラの[サッリの戦術批判]や[チームメイト批判]と取り上げる意地悪なメディアも少なくなかった。故に楽観的にスルーできる案件ではない、かも知れない。

よくある話、で済ませたい

選手同士が自分の意見を言い合うことは悪いことではないし、この2つのトピックスが大きな問題に発展する可能性は低いだろう。

小さな不満・問題が積もり積もって…というのもよくある話だが、ひとつの勝利が特効薬になり得るのもカルチョの世界ではあるあるだ。昨シーズンもこのラウンドでは、アトレティコ相手に歴史的な大逆転突破を決めている。

3月17日のホームゲームではチームの団結力を示し、アグレッシブに勝利をもぎ取ってくれることを期待したい。